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土屋セミナー in 8月
こんにちは。別府優子です。
1か月はあっという間で、8カ月コースの土屋セミナーも、今月で5回目。
最終回の発表会が近づいてきて、もうすでに緊張しています。笑
第5回目は「プロビジョナルレストレーション」
治療中、日常的に使う『仮歯』のことです。
「一時的に入れる仮の歯でしょう?」と侮るなかれ。
特に前歯などの審美領域では、最終補綴(最後に入れる本物の被せ物)を想定して、
同じ形態のプロビジョナルを入れることで、ドクター・技工士・患者、3者が納得できるものが作れます。
プロビジョナルでしっかり煮詰めることが、美しい最終補綴を入れる事へつながっていく、
とても大切なフェーズです。
講義の1シーンですが、左右共に同じ患者さんで、他院で自費治療を受けた後(左)、納得がいかず、
土屋先生のオフィスにお見えになった、とのことです(右 治療後)。
同じ自費治療でも、先生によってこんなにも違いがあります。
この患者さんは治療費も治療期間も2倍かかっている、ということになります。
それでも、土屋先生にたどり着けたのは、幸運だったと言えますね。
『歯医者さんってどこに行っても同じでしょう?』と思っていらっしゃる方が、いまだに一定数いますが
歯医者さんは、どこに行っても同じではありません。
特に、費用の掛かる自費治療をなさる患者さんは、しっかり検討されることをお勧めします。
その後、実習を行いました。
模型上でプロビジョナルレストレーションを作る、というもの。
毎日やっていることですが、土屋先生がデモでササっと作られたものを見て、驚きました!
元々の模型より美しい!!!これで『仮』の歯です!!
受講生みんなで、先生の偉大さに改めて感動した次第です。
日々の診療の中で、この感動を忘れず、一歩でも近づきたいと強く思いました。