矯正治療を検討している人は、装置の見た目や治療期間、費用など気になることがたくさんあるのではないでしょうか。

歯科医院の方針や地域によって取り扱う装置や費用が異なるため、どのように選んだらいいのか分からなくなることがあるかもしれません。

そこで今回は、大人の矯正治療の種類をご紹介します。

それぞれの治療期間やおおまかな費用についても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

矯正装置の種類

表側矯正：30～100万円

歯の表側にブラケットと呼ばれる矯正器具を装着し、そこにワイヤーを通して歯を動かしていく矯正方法です。

これまでに数多く研究されてきたもっともポピュラーな治療法で、ほとんどの症例に対応しています。

ブラケットは金属製のものが一般的ですが、クリアタイプ（プラスチック製）やセラミックタイプがあります。

ワイヤーもホワイトコーティングされたものがあるため、目立ちにくくすることも可能です。

裏側矯正：70～150万円

裏側矯正は歯の裏側にブラケットとワイヤーを取り付ける方法で、見えない矯正として見た目が気になる人から人気のある矯正方法です。

装置を歯の裏側に取り付けるため見ることはほとんどなく、基本的には金属製の装置を使用します。

表側矯正と同じように対応している症例は多いですが、歯の裏側に取り付けることから高い技術が必要となり、歯科医院によっては対応していないことがあります。

また、装置が目立ちやすい上顎だけ裏側矯正にし、下顎は表側矯正と組み合わせる「ハーフリンガル矯正」も可能です。

部分矯正：10～50万円

前歯の少しでているところだけ、少しすき間があるところだけなど、気になる一部分のみを矯正する方法です。

最小限の矯正で済むため、費用や治療期間だけでなく歯の負担をグッと抑えられます。

ただし、症例によっては部分矯正で治療できないこともあり、全体のバランスを考慮して全顎矯正を勧められることもあるでしょう。

マウスピース矯正：30～120万円

マウスピース矯正とは、透明のマウスピースを順番に交換しながら装着して歯を動かす矯正方法です。

マウスピースはオーダーメイドのものを作成し、食事や歯みがきのときは取り外すことができます。

ただし、取り外している時間は矯正力がかからないため、十分な矯正効果を得るためには装着時間など自己管理が欠かせません。

矯正治療の期間

矯正治療にかかる期間はお口の状態によって異なりますが、どの矯正装置でも1～3年ほどかかります。

ただし、歯科医師に指示された通院ペースや、矯正装置の使用方法などが守られなかった場合は、治療期間が延びてしまう恐れがあります。

ただし、部分矯正の場合は歯を動かす範囲が狭いため、数ヶ月で治療が完了することもあるでしょう。

そのため、結婚式や就活など、大切な予定までに治療を完了させたい場合に向いている治療法といえるでしょう。

矯正治療の流れごとにかかる費用

矯正治療では、装置にかかる費用の他にも、精密検査や診断料、通院費、保定装置代、経過観察料など、さまざまな費用がかかります。

費用のおおまかな目安は、次の通りです。

• 精密検査・診断料：0～3万円
• 矯正装置代：10～150万円
• 通院費：0～5,000円
• 保定装置代：0～6万円
• 経過観察代：0～5,000円

歯科医院の方針によって、矯正装置代（矯正治療代）に精密検査・診断料や通院費などの費用がすべて含まれていることがあります。

自分に合った方法で矯正治療をはじめましょう

矯正治療の装置にはいくつかの種類があり、それぞれ矯正中の見た目や費用が大きく異なります。

目立たない装置は費用が高額な傾向にある一方で、見た目のストレスを感じずに治療を勧められるメリットも。

矯正装置、費用、治療期間などさまざまな面を考慮したうえで、どの矯正方法が自分に合っているのかよく検討しましょう。

福岡市中央区の閑静な住宅エリアに構える「べっぷゆうこ歯科・矯正クリニック」は、地域の患者さまが持つさまざまな悩みに寄り添う歯科医院です。

幅広い専門性を持つ院長が健康な歯を残すために、総合的な診断とオーダーメイドの治療プランを提案しています。

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■医院紹介

【医院名】べっぷゆうこ歯科・矯正クリニック

【アクセス】福岡県福岡市中央区笹丘1丁目23-1

【診療時間】平日 9:00～13:00・14:00～18:00、土曜日 9:00～13:00・14:00～17:00

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