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意外と怖い歯周病③
こんにちは。別府優子です。
国民病のひとつ【歯周病】ですが、実は性差があります。
男性に比べて女性の方が、歯周病に罹患しやすです。
その原因は、歯周病菌の中に「女性ホルモン」を食べて増殖する細菌がいるため。
女性ホルモンが増加するタイミング(思春期や妊娠期)に、歯周病のリスクが上がるということ。
特に、妊娠期はつわりなどで、食事の回数が乱れ、口腔清掃がうまくいかず、口腔内の環境が悪化しやすくなります。
重度の歯周病は、【早産】や【低体重児】を招いてしまう恐れがある為、しっかりとしたケアが必要になります。
また、今度は更年期に差し掛かると一気に女性ホルモンが減少。
そのため、骨密度の低下や唾液の減少が起こり、口腔内環境が乱れます。
ここも、歯周病が進行するタイミング。
女性ホルモンが理由で、女性は男性に比べて歯周病に罹患しやすいのです。