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匠の技 VS 衛生
こんにちは。別府優子です。
私たちは、毎日当たり前のように、
一人の患者さんに一組のグローブ
を使用しています。
このコロナ禍では、欠品が続いて、医療用が手に入らない時期もありました。
それでも、グローブを使いまわすことはせずに、インターネットなどで代用できるグローブを、スタッフ総出で手分けして探しました。
こんな時期だからこそ、患者さんへの衛生面は、徹底的に行いました!
「どこを探してもグローブが売っていなかったら、もう病院を閉めよう!」と、スタッフには宣言していました。
何とか病院を閉めずに済みましたが、グローブ・マスク・消毒用アルコールについては、かなり不安になった時期もありました。
幸い、最近はそれらのモノも、困らない程度には購入できるようになり、一安心したところです。(ただし、値段は上がっていますが)
滅菌や消毒は、患者さんには目の行き届かないところです。
器具が滅菌してあるかどうか? ちゃんと消毒しているかどうか? 新しいグローブを使用しているかどうか?
正直なところ、確かめようがないと思います。
(尋ねられた場合は、丁寧にお答えします)
しかし、だからこそ、分からないところまで、きちんと仕事をしよう!と思うのです。
「自分が治療を受けたい環境を作る」
これがスタッフとの共通の思いで、毎日、滅菌消毒を抜かりなく行っている私たちの心情です。
ひと昔(どのくらい?)では、「手の感覚を大切にしたいから」と、素手で治療される一流の先生もいらっしゃいました。
もちろん、患者さんそれぞれでしっかり手洗いはされていると思います。
それでも、私はグローブする派!でいきたいと思います。