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デジタルX線の放射線量
こんにちは。別府優子です。
今日はデジタルX線についてお話しします。
X線撮影に使用される放射線は、テレビや電子レンジで発生する電磁波の一種と同じものです。
私たちは、普通に生活していても放射線の影響を受けています。
具体的に数字にすると、以下のようになります。
医療法に定められた全身の年間最大許容被曝量 50mSv
通常生活における自然放射線などの年間被曝量 2.4mSv
従来の歯科用X線撮影時の被爆量 0.01mSv
そして、デジタルX線撮影では、従来のX線の1/4~1/10の放射線で撮影が可能です。
元々少ない放射線をさらに少なくしたものが、デジタルX線撮影になります。
以前、X線撮影の重要性をお話ししましたが、当院では、できる限りの安全性を考え、撮影を行っております。
また、妊娠中の方など、少しナーバスになりやすい方に関しましては、かかりつけの産婦人科や内科で先生にお尋ねした後で、撮影させていただくなどのご相談も受け付けています。
多くの患者さんに、気持ちよく、そして安全に通院していただくため、最大限の努力を行っています。
どうか、分からない点などございましたら、お気軽にご相談くださいね。