こんにちは。別府優子です。
当院に「カウンセリングルーム」というのがあるのをご存知ですか?
当院では、治療をする際、必ずどのような方針で治療をするかゴールを決めてから、治療をスタートさせます。
一本の歯の虫歯の治療でも、必ず「健康状態・麻酔の既往・かぶせ物の種類」などを患者さんにお聞きして、決定したところで、治療開始となります。
治療箇所が少ない場合は、チェアサイドで問題ないのですが、オペや咬合治療といった長期の治療が必要な方には、『カウンセリング』という形で、お時間を頂き、説明する場を設けています。
ここでは、①現在の口の中の状況 ②将来起こりえる症状 ③治療方針の提案 ④治療後の先の治療方針 などをお話しします。
③治療方針の提案は「保険・自費」ともに、いくつかのパターンを提案し、患者さんと私たちの意見をすり合わせて、一つのゴールを作ります。
④は治療が終わっても、そこは永遠のゴールではなく、これから先、「噛めない」「食事ができない」といった最悪な状況にならないように、歯科医院とうまく付き合っていく方法(例えばメインテナンスの頻度を決めるなど)を提案します。
そのような、話し合いを行っている部屋が「カウンセリングルーム」です。
当院では、チェアーは半個室にしておりますが、出来るだけ他の患者様に聞かれたくない、といったお話がありましたら、カウンセリングルームを使用できますので、遠慮なくおっしゃってくださいね。