こんにちは。別府優子です。
3月の院内勉強会の風景です。(更新が遅くなりました!)
3月は、技工士による『プロビジョナルレストレーションについて』です。
プロビジョナルレストレーションとは、いわゆる『仮歯』のことですが、本来の歯牙の形態を模倣して作り、さらに、
歯の解剖学や、かみ合わせの顎運動など、色々なことを考えながら作るため、簡単な作業ではありません。
さらに、歯ぎしりの有無、性差、年齢などなど、プロビジョナルレストレーションには加味しないといけない項目が山ほどあります!
もちろん、みんな、国家資格を持っているので、学生時代に一通りは勉強していますが、
「知っている」ことと「出来ている」ことは違います。
もう一度、解剖学から勉強し直して、技工士がどんな事を重視して作業しているのか、などを学びました。
解剖を復習したところで、実演です。
1時間という短い時間での中でやるには、かなり密度の高い勉強になるため、今回はデモンストレーションだけで、
みんなで実習する時間はありませんでした。
今回は、第1大臼歯に焦点を当てて勉強したので、また、後日、別の歯牙をやりましょう!と、みんな、やる気満々です!
4月も頑張ろう!!