こんにちは。別府優子です。
当クリニックでは、マイクロスコープを使用した精密治療を日々の診療に取り入れています。
その中でも、特に【ダイレクトボンディング】は、患者さんから「この治療がいい!」と選択して頂くことが多い治療です。
先日、左上犬歯にう蝕があった70代の女性の患者さん。
【ダイレクトボンディング】を選択なさいました。
中の方まで深そうな感じです。
むし歯を削り終わると大きな穴になりました。
ここからダイレクトボンディングを行い・・・
キレイになりました!!
マイクロスコープを使った治療は、基本的に動画撮影しているので、術後に治療中の様子をお見せします。
本日、行った治療内容を説明していたら、患者さんが小声でおっしゃいました。
「こんな丁寧な治療を今まで受けていたら、今みたいな口の中にはならなかったのにな・・・」
患者さんの口の中には、銀歯などの治療跡がたくさん。
神経の無い歯も数多くあります。
「今までの歯医者さんでは、言われるがままの治療で、何も考えませんでした」
その結果、口の中にコンプレックスをずっとお持ちだと伺いました。
当クリニックでは、全ての患者さんへ「状況の説明」の後に「治療の選択」をして頂いています。
【被せ物】の選択だけではなく、【神経を温存する】【抜歯する】【歯を動かす】なども選択肢があります。
治療内容を把握し、納得して治療を受けて頂くスタイルをとっています。
「理解したうえで治療を選択する」という前向きな診療に、強く感銘を受けたとのことでした。
患者さんの多くは、健康意識が高く、より良い治療を望まれます。
ご自身の体の一部を治療するわけですから、当然のことです。
歯だけでなく、全身の健康のために努力していらっしゃる方のお力になれるよう、私たちも日々研鑽していきたいと思います。