こんにちは。別府優子です。
先日【歯ぎしり】のお話をしましたね。
「自分はやっていないし、あまり縁のない話だな。」
と、思ったそこのあなた!!
実は、現代人の8割ほどの人は、何らかの形で【歯ぎしり】を行っています。
(例外に漏れず、私もやっています。)
「でも、例え歯ぎしりしていたとしても、それが何か?」
という声も聞こえてきますので、【歯ぎしり】について、深堀りしていきたいと思います。
まず、【歯ぎしり】のメカニズムですが、
眠りが浅い時間に、無意識に頬の筋肉(咬筋)に力が入ることで起こる一種の「ストレス発散」行為と考えられています。
そして、歯ぎしりによる悪影響ですが、
①歯が削れてくる(ひどい場合、神経が出てくる)
②歯の根元(歯頚部)が削れてくる
③歯にひびが入るなどして、歯がしみてくる(知覚過敏)
④顎関節症が発生する(ひどい場合は耳鳴りも)
⑤首回りや肩こりが出る
⑥歯周病が進行する
⑦歯が破折する(ひどい場合は真っ二つ!)
⑧歯を支えている周囲の骨が添加によりボコボコしてくる(骨隆起)
⑨かぶせモノや詰め物が外れる
⑩歯並びが悪くなる
等々です。
【歯ぎしり】のことを、専門用語で【咬合性外傷】と言います。
咬合による外傷ということ。
なかなかの危険人物です。笑
次回は、【歯ぎしり】の種類について、お話ししますね。