こんにちは。別府優子です。
【全国保険医協会】という「保険診療をしている医師や歯科医師が所属している会」があります。
私も所属していますが、定期的に「全国保険医新聞」なるものが送られてきます。
今月号の中に、気になる投稿がありました。
『この世界では、女医は得てして軽く扱われがちである。長い診療経験があろうが、大学院で研鑽を積もうが、いくつになっても軽視されるので、居直ることにした。(文頭原文ママ)』
このような話は周囲から聞いたことはあります。
四国で開業している女医の友人は、
「『女医はニコニコしているだけで患者さんがくるからいいよねー』って年配の先生から会うたび言われるよ」
と言っていました。
確かに、研修会やセミナーなどは、男性の人数が圧倒的に多いです。
一時期は「女人禁制のセミナー」などもあったとか?(噂ですが)
ただ、私自身は、新聞に投稿してしまうくらいの熱量での「女医蔑視」は感じたことがありません。
それはこれまで、とても恵まれた環境の中で仕事ができたおかげだと思います。
今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの素晴らしい治療をなさる女性ドクターもたくさんいます!
いい仕事をするのに、女性も男性もありません。
でも、改めて、自分の置かれている場所がありがたいものだと気付かされました。
投稿された女医の先生や友人のような思いをする人が、一人でも減っていく世の中になりますように・・・。