こんにちは。別府優子です。
当院では、治療をする前に必ずX線撮影を行います。
パノラマX線写真
デンタルX線写真
それぞれからたくさんの情報が読み取れます。
パノラマX線写真からは、歯数や補綴物の有無・神経の有無・親知らずの形態などだけでなく、上顎洞・顎関節の形態・骨の中にある炎症や腫瘍なども映ります。
また、デンタルX線写真からは、歯の形態・虫歯の状態・骨欠損の状態・炎症の程度・炎症部位の特定・歯根膜腔の状態などが読み取れます。
列挙したものは、読影のほんの一部ですが、レントゲンから分かることは、本当にたくさんあります。
『診断なくして治療なし』私の尊敬する先生から頂いた言葉です。
診断するためには、絶対にレントゲン撮影が必須になります! なかったら、診断できません!!
また、撮影したレントゲンは、患者さんのユニットの前に大型のモニターに映して、必ず説明するようにしています。
患者さんも、自分のX線写真に興味をもって聞いてくださる方が多く、正確な診断をお伝えすることの大切さを痛感します。
さて、本日はX線撮影の重要性をお話ししましたので、次回は、当院で導入しております【デジタルX線システム】についてお話ししたいと思います。