こんにちは。別府優子です。
先日、5歳の女の子とこんな会話のやり取りをしました。
「わたし、はやく大人になりたーい」
「どうして大人になりたいの?」
「だって、大人になったらおべんきょうしなくていいんだもん」
「え~!?大人になっても勉強するんだよー!人生、死ぬまで勉強だよー!」
「・・・??」と、無言で首をかしげて、どこかへ行ってしまいました。
子供なりに、【机上の勉強】は大変だと感じているんでしょうね。
確かに、自分の子供時代も「モーーー!勉強やだーー!お母さん、今3次方程式とか使ってるの?いらないよね???」などと、
親に噛みついていました。苦笑。
今、大人が学ぶべき科目があるそうです。
①哲学 ②プログラミング ③芸術
正直、私がどれも人生の早い段階で ”苦手分野” として取り扱ってきたものばかり。
今一度チャレンジしようと、一冊の本を読みました。
『13歳からのアート思考』
なぜ、13歳かと言えば、中学1年生になると、図工→美術と科目名が変わり、ここあたりから楽しくなくなってくる、と著者は言っています。
これ、納得ですよね。
美術館に行くのは好きで、このあたりだけでなく、海外旅行や留学先でも、美術館や博物館はよく行っていました。
でも、「こんな鑑賞の仕方でいいの?」という疑問は確かにありました。
回答を見つけられずして、現在に至る・・・そんな感じでした。
アートとはあまり縁のない人生を歩んできた、と思っていましたが、実は違っていたんです!
アートは日常にあふれているのです!
この本は、最近読んだ本の中で、(期待値が低かったこともありますが)抜群に面白かったです!
中高生~大人まで、どの年代の人も楽しく読める本です。
『アートとは?』と『人生とは?』と自分に問い直したくなる考えさせられる一冊です。
著者は現役の美術の先生で、文章は易しく、一気に読んでしまえます。
これ、絶対に読んだ方がいいです!(押しつけがましい?笑) 本当に面白い!!!
もし、読んでくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想を語り合いましょう!