こんにちは。別府優子です。
さて、とうとうカウンセリング当日ですね!
カウンセリングルームは、診療室の手前にあります。
基本的に、カウンセリングは「患者さん」(時々保護者の方同伴も)「ドクター」「衛生士」の3名で行います。
カウンセリングは、ドクターがほとんどお話しして、スタッフは隣で静かに、話の内容を書き留めていきます。
この時、お話しする内容は、収集した資料を分析し、現状を説明、そして数パターン用意した治療計画についてです。
患者さんのご希望、治療にかかる時間・費用、選択した治療の将来像、再介入の必要性など、それぞれを話します。
一度に色々なことを話すため、理解が難しい場合もありますが、皆さん、ご自身の健康のために、一生懸命話に耳を傾けていらっしゃいます。
「先生だったら、どの治療計画を選ばれますか?」
と、尋ねられることもしばしばあります。
その時は、自分だったらこれを選びます、と正直にお話しします。
そして、その後、【カウンセリング報告書】や【お見積り】をお渡しし、検討していただきます。
お見積りは、治療計画によって変わってくるため、数種類お渡しすることもあります。
後日、お選びいただいた治療計画のお見積りに【承諾書】として、サイン頂き、初めて、お互いの共通のゴールが設定されます。
ここから、治療スタートです!
5回に渡り、カウンセリングの話をしてきましたが、治療のゴールを患者さんと同じにする、とても大切な工程です。
目的地が決まっていないと、一歩が踏み出せません。
やみくもに、治療を進めては、お互い迷子になるだけです。
私たちは、患者さんと同じゴールを見据えて、治療を進めていく、という診療方針を取っています。
カウンセリングは、当クリニックが最も大切にしていることの一つと言えるでしょう。