こんにちは。別府優子です。
『この世界の片隅に』というタイトルの本をご存知ですか?
実は、ひと昔前に話題になったコミックです。
書評を読んで、「いつか読んでみたいな・・・」と思っていたのですが、やっと読む機会がやってきました!
感想は、といえば、超が付くほどオススメです!!!!!
内容は、第二次世界大戦の戦前戦後の広島に住む女性の話。
戦争中の話ですが、暗い話ではなく、特別なことは何もないけれど、登場人物が皆とても暖かく、優しい気持ちになります。
「はだしのゲン」や「火垂るの墓」に代表される戦争の話は、2度目を読むのにためらわれます。
(いい話なんですが、悲しすぎて心が苦しくなるので・・・)
もちろん、家族が亡くなったり、住居が燃えてしまったりと、戦争の悲惨な部分は盛り込まれています。
そして、それでも心の柔らかい部分を優しく撫でられるような、そんな感覚になります。
今の日常を、丁寧に生きていこう。
そんな気持ちになる本です。(シリーズで上・中・下の3巻完結です)
もし機会がありましたら、ぜひ手に取って読んでみてくださいね。
(その他のこうの史代さんの本もおすすめです)